こんにちは。きおです。
劇場に足を運ぶ際、気をつけたいのはTPOに合わせた装いです。
服装は劇場によっても様々です。
その場その時のTPOに合わせた服装で楽しみたいですね!
歌舞伎の場合
歌舞伎公演にも色々な種類があります。
ここでは、大きく3つに分けます。
- 歌舞伎座、新橋演舞場、国立劇場などの松竹系の大歌舞伎。
- 小規模なホールなどで行われる小芝居や、実演参加型のセミナーなど。
- その土地に根付き、地元の方々に連綿と継承されてきた地芝居。
これらは興行主、出演する役者さん、公演が行われる劇場などが全て異なりますので、
それぞれのTPOに沿ったファッションが好ましいということになります。
大歌舞伎
大歌舞伎と呼ばれる公演は、松竹が興行主となっています。
劇場は、歌舞伎座、国立劇場、新橋演舞場などの大規模な劇場で、立地は都心部に集中しています。
そこに出演する役者さんは、松竹に所属している役者です。
劇場が都心部にあることも考慮して、普段着よりワンランク上のファッションがよいでしょう。
観客は幅広く、見巧者から初心者まで様々です。
着物率は高めです。小紋から訪問着までおしゃれな方が多いです。
新春には振袖の方も見受けられます。
最初は、小紋に名古屋帯をお太鼓にするなどして出かけるのが無難でしょう。
小芝居、参加型セミナー
小芝居や加型セミナーは、松竹や舞台関係の企業や団体が興行主となっていることが多いようです。
出演者は、松竹の役者さん(お弟子さんメイン)や、舞踊家さん、テレビ俳優さんなど様々です。
劇場は、自治体所有の小・中規模なホール、学校の体育館などで、
歌舞伎の見方や演目の解説、観客を舞台に上げての参加型セミナーなどが行われ、参加することで歌舞伎が身近に感じられます。
都心部より離れた会場で行われること、気軽に参加できることなどから、普段着の方もいらっしゃいます。
自分も参加する可能性があることを念頭に置き、露出を抑えたパンツルックにするとよいかと思います。
着物率は低めです。お着物ならば、小紋に半幅帯でも大丈夫だと思います。
地芝居
3つ目は、自治体が興行主となった地芝居です。
劇場は、自治体のホールや、その土地に根付いている歌舞伎舞台です。
町の皆さんが総出で、準備から運営までを行うなど、お祭り的な雰囲気。
劇場が屋外の場合もありますので、動きやすい服装を心がけ、帽子や雨具など天候にも留意しましょう。
着物の方はいません。普通の洋装でよいでしょう。
ミュージカルの場合
劇団四季や宝塚歌劇団などがあります。
劇場は、数百人から千人以上収容できる大きめの劇場です。
四季は幼児から年配の方まで様々。
宝塚は、ご年配の女性の層が一番多いように見受けられます。
着物率はほぼゼロですが、
四季ではカジュアルめの服装(ジーンズの方も)、宝塚ではおしゃれしている方が多めの印象です。
まとめ
服装は劇場によっても様々です。
TPOに合わせた装いがステキだと思います。
以上、ご参考になればうれしいです。
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